黒い子犬

yonemiki2005-04-08

 朝牛舎に行き、子牛のエサをやり、ミルクを作ろうとして思い出した!昨夜のミルクでガス欠になったのだ。慌ててガス屋さんに電話した。朝のミルクは、ガソリンコンロでお湯を沸かして作った。ついでなので、マユコの朝ミルクを止めることにする。これで4分の1減乳だ。
 エサの量が決まらない。エサがなくなっているが、吊してあるヘイネットの牧草が減っていなかったりすると、多すぎるのだ。しばらく、試行錯誤するしかない。測ってやろうと思ったが、エサ置き場においてあった秤は、牛が乗ったらしく・・・。
 我が家に新しい家族がやってきた。真っ黒い雑種のオスだ。ゴロウの弟分になる。町の高校に妹と2匹で迷い込み、保護されたらしい。大人しい妹はもらわれ先が決まり、こいつは行き場にちょっと困っていたらしい。会ってみると、貰わないわけにはいかないでしょう?けっこう、利発そうな子犬だ。人なつっこい。すごく接触欲が強く、からだの一部を人に着けていたがる。牛舎に行くにも着いてくる。まだ、キツネに持っていかれる大きさなので、一人には出来ない。着いてこられると、歩くのが大変だ。常に踏まれそうな位置にやってくる。牛舎内でも着いてくるので、運古の落ちていないところを、遠回りして歩かなければならないので時間がかかる。牛を入れるときには、事故防止のため、収穫用コンテナの中に閉じこめ、ゴロウをすぐ脇で待たせて安心させる作戦をとった。それでも、時々泣き叫び、神経質なつぼみなどは、しばらく入って来られなかった。
 ヒロミが帰ってこなかったので呼びに行ったら、電気牧柵をくぐって、乾草庫内でちゃっかり乾草をつまみ食いしていた。牛達の動きが怪しかったので、今日は牛舎内に繋いでおくことにした。エサがないのか、電気牧柵のチェックをしていないあたりまで、足を伸ばした可能性がある。明日明るくなってから、その辺のチェックをしよう。
 宙太は、子犬に容赦のないネコパンチを喰らわせていた。さすが宙太だ!子犬はゴロウにじゃれついたり、俺の足下で寝たり、ション便を垂れたり・・・。これから寝たら、ウンチはどうするのだ?