注射効いてるのか？ ココア危機一髪 ヘイネット作成

　新しいエサ箱は良い。弱い子牛の食いっぱぐれがない！大量の切り草を混ぜて、食べ尽くすのに時間を稼ぐ。配合飼料が無くなったあとに、乾草を入れてやることもできる。
　マユコの熱は、相変わらず39.6度ある。フロロコール（抗生物質）が効いてないようだ。ミルクの時、ゼーゼーいっている。
　子牛用に、早刈り牧草を持ってきた。手前で下ろして転がしていたら、食べたことのないいい草が目の前を通り過ぎるのに興奮したココアが、転がってくる重さ300kg以上のロールの前に立ちふさがって・・・。押している俺からは見えないのだ。急に重くなったので、押すのを止めて見に行くと、頭を潰され声も出せずにいた。慌ててロールを押し戻し引っぱり出すが、グッタリしてる。「おい大丈夫か？」体をさすると、頭を持ち上げキョトンとしている。別に何処も痛くなさそうでホッ！避けろよな！
　子牛の枠が増えたので、ヘイネットが足りなくなってきた。仕方ないので、ヘイネット作成に挑戦した。ＰＰロープを適当な長さに切り、隣り合ったロープを縛ってネットに編んでいく。始めは何処が何処やら判断できなくて苦労したが、編み進に従って形が見えてきて作業速度が増していく。初めてにしては、それなりのものが出来た。あとは紐を通して、牧草を詰めればOKだ。
　世の中、杉花粉が大量に飛散しているらしいが、毎日食べるだけで、杉花粉症の症状を軽減、無くしていくお米が出来たらしい。免疫システムのセンサーには反応するが、アレルギー反応そのものは起こさないため、センサーが鈍感になり、余計なアレルギー反応を起こさないというものらしいが、こういった遺伝子組み替え作物が市販されると、アレルギーに苦しむ人たちは買うだろうな〜！そして、ＧＭ作物に対する抵抗感も無くなっていくのだろうな？もし市販されたら、あなたは食べる？