丸馬場除雪完了 姪っ子

 獣医さんが薬を持ってきてくれたので、それを注射した。腰の痛みが激しいので、子牛の糞出しの続きは断念した。仕方なくユンボに乗って除雪作業をした。明日飼料運搬車が来るので、飼料タンクの前を除雪。ついでなので、丸馬場に残っていた雪も除雪した。外壁が大分壊れていた。
馬の水をやって、広場に向かう小道を歩いていたら、前から来たポパイが道を開けなかったので、俺は小道脇の深雪の中に落ちてしまった。頭に来たので、棒を持って追い回し、馬房に逃げ込んだポパイをホルターブレーキングした。些細なことのようだが、許したら俺の言うことを聞かなくなってしまうのだ。脅されて尻を向けていたポパイだが、数分後常に顔を俺に向け、服従の意思を示すようになった。判れば良いんだ。
 夕方、姪を預かった。昨日約束していたのに、すっかり忘れていた。急いで一緒に牛舎に行く。この姪は牛舎が好きである。俺が糞出ししている間、自分のほうきを持ち出して、通路を掃いていた。「次何やればいいの?」ヘイネットに乾草を詰めたり、フードボトルに配合飼料を入れたり、ミルクをやったり、大きな子牛のえさをまぜたり・・・。彼女なりに考えて、熱心にやっていた。もうちょっと仕込めば、有力な戦力になる?「小学校に入ったら、毎日くるか?」「ウン!友だちも一緒に来ても良いの?」「たぶん友だちは、臭くてイヤだと言うよ。」「・・・?」どうなる事やら・・・。晩飯は、彼女が持参したスープカレイだ。食べているところにお迎えが来て「もしかして、あれ全部1人で食べたの?」「ウン!」「・・・。」だって美味いんだモン!