発酵床ピンチ 貧乏症 ガス欠

 久しぶりに、発酵床の床面に触れてみたら、相当湿っていた。長いこと撹拌していなかったので、発酵が止まり水分の蒸散も滞っていたのだ。撹拌すると、一時的にアンモニアが大量発生するから、マユコの風邪を気遣って撹拌しないでいたのだ。フスマと、米糠・もみ殻で作ったボカシを撒いて、全体的に撹拌した。換気のため、温室につけてあるカーテンは開けておいた。
 風邪で休んでいたMikiが、俺が書いた生協の注文書をマークシートにチェックしようとしながら、「具合が悪くて休養が必要だから休んでいるのに、じっとしてるといけないことしてるような気分になってくる。私って貧乏性なのかな?」と深刻そうな顔で言ったので、「貧乏症なんじゃ無くって、貧乏なんだよ!」と訂正しておいた。
 病院に送りがてら、面倒くさい支払いや、青色申告のための書類集めをした。久しぶりに町に出ると疲れる。特にお金をいっぱい支払うと・・・。やっぱり貧乏なんだよな。
 ガスボンベが空になって、ミルクを溶かすのに苦労する。小さい子牛の水桶には、ぬるま湯を入れているから、ガスの消費が激しいんだ!お湯で、長靴を洗いたがる人もいるし・・・。