ガスボンベ交換 発酵床目覚める 雪の中からの脱出 怒ると怖い

暖かい!

 獣医さんに電話し、診察を午後に変更してもらい、ガス屋さんにボンベの交換に行く。そのまま、義妹に青色申告の書類を届ける。
 昨日撹拌した発酵床は、すでに40度以上まで温度が上昇していた。匂いは出でいなかったが、水分を飛ばすために再度撹拌したら、猛烈なアンモニア臭と共にモウモウと水蒸気が上がった。メガネが曇り、咳き込むほどのアンモニア臭だが、すぐにおさまった。撹拌中、幸次郎が俺の尻を突っついてうるさかった。 
 運動場に乾草がなかったので、クボタで2ロール乾草を運んだが、帰りに失敗した。すり減ったフロントタイヤが、横ずれして脇の深雪の中に落ち込んだのだ。写真では判りにくいが、完全に深雪のに片輪を落とし込み、脱出不能になってしまった。仕方なく、フォードを始動し(苦労した)鎖とワイヤーロープでつないで引っぱった。車重のあるフォードは牽引力があり、ぐいぐいぴっぱって動き出したと思ったら、あっさりと鎖が切れてしまった。「普通切れないぜ!」これまでの経験で、その鎖が切れたことが無いので驚きながら、事態の深刻さを実感する。仕方なく友人を呼びだして、ユンボバケットをクボタのフロントに引っかけて引っぱってもらいながら、クボタも微速前進した。すると、割とすんなり出ることが出来た。壊さないですんでよかった。
 瀬棚で、またでっかい作業小屋が倒壊したそうだ。「お前も雪下ろしした方がいいんじゃないか?」「まだ全然平気!」「みんなそうやって潰してしまうんだよな!」「・・・。」
 雪次郎はすでに250kgを越える子牛だ。母親似にて恐がりだったけど、今では頭を撫でられに来る。こいつがエサ枠の中に入ってエサを食べていたら、あぶれて入りきれなかった里太郎(脇のエサ場は嫌い)が後ろから角でこづき始めた。しばらく無視して食べていた雪次郎だが、頭にきたようで、突然枠から出たと思ったら、里太郎を怒突き始めた。そんなに広くない共有スペースいっぱいに追いかけ回し、完全に降参して逃げ回っても容赦しなかった。怒らせると怖い!