サトコ排卵確認 書類がない! アメリカ牛は安全?

yonemiki2005-02-18

 テレビで冷え込むと言っていたが、サーモスタットを付けた中子牛のランプは着いていなかった。室温は氷点下になっていないようだ。発酵床のペレット給餌器からこぼれたエサが大分あったので、ローズを入れて掃除させた。呼べばすぐに来るが、そろそろ抱きかかえるにはだんだん難しくなっている。体が丸くて持ちにくいんだ。ちなみにピノコは逃げてしまった。食べられるブタはピノコに決定か?いつもどおり、朝牛舎を終える。獣医さんが来て、サトコの排卵確認をした。すでに排卵されており、念のために10日後に打つ着床剤の注射をもらう。 
 青色申告用の書類を探した。あっちこっちひっくり返したが、中山間事業のお金の使い道を書いた書類が出てこなかった。困った。代わりに、いろんな督促状が出てきた。ウ〜ン!
 エサの量を、きちんと測ってみた。大きな子牛のエサが、かなり多すぎたようだ。配合飼料が多すぎると、いくら切り草をいっぱい入れているといっても、乾草の摂取量が少なくなってしまう。徐々に減らしていくことにする。夜は冷え込んで、子牛の暖房用電球が着いていた。
 先日、吉野屋で1日だけ牛丼が復活し、沢山の人が並んで食べたらしい。BSE発生前の肉だと言っていたが、この肉が危険かどうかは俺には判らない。危険部位を除けば食べても大丈夫だと言う科学者もいるが、果たして本当だろうか?日本の牛肉は、全頭検査しているから絶対安全と言うのは判る。しかしアメリカでは、現在でも99.5%の牛肉はは検査されていない。日本で発見されたBSEの牛には、全く症状も出ていなかった牛もおり、全頭検査だから発見された個体も多い。たった0.5%くらいの検査で(ちょっと前までは、0.05%)、このような牛が発見できるとは思いにくい。さらに、100万人に1人しか発病しないと言われるクロイツフェルトヤコブ病(BSE牛を食べて発症する変異型かどうかは、死亡後に専門の検査をしないと判別できない)が、アメリカ各地で群発しているという報道を聞くと、アメリカ産の牛肉が安全だという学者の言うことを、鵜呑みに出来ないなと思う。
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