サトコ種付け 馬の運動場 過労気味 回答

休戦中

 朝、母牛たちを放牧する際、繁殖カレンダーを見て発情が近い牛を確認し、陰部から粘液が出ていないか確認している。いつもどおりやっているが、サトコの陰部がちょっと腫れているような気がした。とりあえずはなしてみたが、ちょっとうるさい。他の作業しながら、時々外の様子を見ていたら、サトコがスタンディング(写真 下がサトコ)していた。「また留まっていなかったんだ!」ちょっとがっかり。
 昼前にサトコを連れに行く。サトコは、俺に全くなつかない問題牛だ。他に何頭も蹴り牛がいたが、サトコ以外は全て調教して蹴らなくなった。残念ながら、この牛は学習障害があるようで、全然調教の効果がなかったのだ。俺をみて逃げ出したが、雪が深くて動けなくなった。引っぱって帰ってこれるような牛ではないので、適当に疲れたところで、牛舎への通路に追い込み、うまくつなぐことが出来た。以前研修生Sくんにケガをさせたのはこの牛だ!
 フクとモトツボが戦っていた。モトツボは現在No.1だが、明らかにフクの方が優勢に戦いを進めていた。しかし、牛の戦いは、「負けた。」と思った方が負けで、疲れたモトツボは休憩(写真)し、フクも降参したのかとあまり攻撃していなかった。ところが、ここからがモトの戦いで、相手が嫌になるまで、何回でも復活して攻撃を繰り返し、最後には嫌になったフクを追いかけ回す結果になるだろう(最後まで見ていないが・・・)。
馬に水をやった。牛の放牧地のように、沢水があればいいのだが・・・。ついでなので、運動場を除雪し、解放馬房入り口に垂れ下がっていた、壊れたシャッターを巻き上げ、ユンボで中に入ってみた。ミニユンボでも、馬房内ではでかすぎ、あまり動けなかった。積んであった早刈り牧草のロールが崩されていて、1ロール食い荒らされていた。馬厖内で食われると、糞も落ちるし、大切な早刈り牧草が敷きわらになってしまう。ユンボでかき出し、草架の中に入れてやった。
 獣医さんが来て、サトコに種付けした。獣医さんを蹴らないように、尻尾を握り体を張って押さえ込む。とても良い発情で北湖2を付けたが、留まりが悪いので明日排卵確認に来てもらうことになった。
 作らなければならないものがあるが、新しく物を建設するにはエネルギーがいる。今日の俺にはその元気がなかった。Mikiも過労で、とても調子が悪い。顔から笑顔が消え、仕事の話ばかりしている。また、具合が悪くならなければ良いが・・・。
やっと、メーカーから無線ランの回答があった。内容は、あきれるほど情けない内容だった。要約すると、試してみないと判らないから、買って自分で試してくれ!ということだった。総額10万円も超えるのに・・・。