シマコ・カズエ妊娠確認! ゴロウの気持ち(改訂版)

yonemiki2005-02-16

 参った!せっかく書いた日記が、ネットの切断で消えてしまった。なんでこんなに不安定なんだろう?頭に来る!
 牛舎に行くと、子牛たちが大歓迎してくれる。腹が減って、牧草をバクついている子牛もいる。良いことなので、エサの調合を後回しにした。発酵床の4頭は、元気が良すぎて困る。1人だと2頭ずつしかミルクをやれないが、後の2頭が邪魔するので、牽制するのに苦労した。注文してあったコンパネが来たので、早く第一産室を改造しなければ!
 サチコが、血の混じった粘液を連日出しているので、獣医さんに電話した。ついでに、妊娠鑑定をしてもらうために、一旦外に出したミツヒラシゲも呼びに行った。この牛は,血統はものすごく良いが、小さなコジケ牛だったので、とても安く買ってきたのだ。性格も悪くきつい牛だったが、体も大きく性格も円くなり、良い子牛を3頭も産み、のんびりした顔になった。
 獣医さんが来た。サチコは心配いらないだろうということだった。ミツヒラシゲは判定できなかったが、シマコとカズエは妊娠が確認された。ヤッタ〜!
 ゴロウは我が家の全ての動物と友好関係を持っている(ポパイとはライバル関係だが・・・)。キツネなどの害から、生き物たちを守るのが自分の役目と自覚しているようだ。子牛にも、キチンと挨拶をし、自分のいない間に何事も無かったか、確認している。鶏も死んだのをやれば食べるが、生きている間は絶対に手を出さない。柵から飛び出た鶏を、柵の方へ追ってくれたりする。牛が脱走したときも、一緒に追うのを手伝う。この頃、指示をとてもよく聞き分けて、勢いづいて追いすぎることなく、目的の場所に牛をうまく誘導できるようになった。
 我が家を訪問した人にも、一生懸命友愛の気持ちを込めて挨拶する。犬が嫌いな人には、これが迷惑だとゴロウには判らないから悲しい。自分が嫌われている(=自分の友好的な気持ちが伝わっていない)と思うと、さらに熱心に挨拶しようとして、俺やMikiに怒られる。可哀想だが、仕方がない。人の役に立ち、人に喜ばれてこそ、犬は本当に可愛がられるんだから。うちの家族として恥ずかしくないように、躾を続けていくしかない。
 ゴロウは、トラックに「載れ」と言われればいつでも喜んで載り、「降りろ」と言われるまで絶対に降りない。吹雪の中でも、待たせておけばいくらでも、じっと荷台で待っている(もちろんゴロウがあまり悲惨な思いをする前に車内に入れるが)。いろいろな所に一緒に連れて行くうち、自然に覚えた。というか、一人ぼっちの留守番より、制約があっても一緒に出かけることをゴロウが選んだ。
 Mikiの入院見舞いに函館通いをしていたとき、荷台に載っているゴロウの姿を見て、町行く人の顔に次々とほほえみが浮かんだ。駐車場でお得意の「載り降り」を披露して、係の人を喜ばせた。ゴロウはすごいヤツだ。全然知らない人を、ちょっと幸せな気分にさせる自分の犬を誇らしく感じる(飼い主バカ)。