子牛は飽きない! 興奮しすぎ! 

冬の堆肥舎

 朝8時にカウンターを見たら、2597だった。牛舎の入り口で、切り草の袋の上に、農業ネコが寝ていた。匂いがついて、子牛が食べなくなるのに!
 いつもどおり、時間をかけてゆっくり朝牛舎をした。午前中いっぱい牛舎作業していると言うと、「何そんなにすることがあるの?」と聞かれるが、腹を空かせて乾草を食べているのを見ると、もうちょっと待ってみようとか、ミルクをあげた後、ペレット給餌器に吸い付かせる練習させたり、子牛を見ているとすぐに時間がたってしまう。元々生き物好きだから・・・。練習の成果もぼちぼち見えてきて、マユコが自らペレット給餌器にしゃぶりついているのを初めて見た。ミルクだけより、増体がまるで違い、積極的に食べていたモモコと比べると、体格差がでてきたから心配していたのだ。
 牛達に、牧草ロール2個やった。ついでに、平らに積んであった牛糞を高く積み上げた。発酵熱で、湯気がモウモウとあがった。
 久しぶりに、買い物の出た。ネコのエサと工具を買う。馬D型脇の雪かきをした。ついでに、運動場が狭くなっていたので、ここの雪も排除した。馬たちは運動不足で、ポパイが暇つぶしに(?)雌馬たちを追いかけ回していた。
 ネットワークカメラの接続について、真面目に調べて、品番付でメーカーに質問メールを送った。糞出しより疲れた。
 そのまま、夜牛舎。敷きわらは、毎日交換したり、足したりしているが、子牛たちは敷きわらをしいてもらえるのが嬉しくて、走り回ったり、跳ね回ったり、大興奮する。大きい子牛の所に両手いっぱいの敷きわらを持って入ったら、興奮した里太郎が200kgのの巨体で、飛び込みざまに俺のみぞおちを下からえぐる一撃!かわす間もなく、腹圧をあげて衝撃に耐えたが、体ごと上に飛ばされてしまった。空手の経験が無かったら、ひどい目に会っていただろう。里太郎の体制が整う前に思いっきり顔を蹴り返してやったら、派手にひっくり返ってみんなを驚かせていた。危険な行為をしたときは、すぐに罰しないと、行動がエスカレートするのだ。カツヨも、150kgほどの大きさになったのに、エサを持って中にはいると、角が生え始めてかゆいのか、俺の尻で頭をかくのだ。いくら痛みに鈍感な俺でもたまらないので、かかとで鼻を蹴り上げるが、しばらくするとまたやってくる。困った連中だ!
 一気に夜牛舎をやってしまおうと思ったが、途中で腹が減ってシャリバテになったので、一旦家に帰って栄養補給。カウンターを覗いたら、2700を越えていた。驚き!