機械小屋修理、監視カメラ、ロール運び


 共同機械小屋が大雪でつぶれた。修復と除雪のため召集がかかった。急いで朝牛舎を終え(中途半把に)出向いていった。思ったよりみんな集まっていなかった。去年つぶれて立て替えた小屋の方は、屋根勾配もきつく、トタンも新しいので雪がどんどん落ちるが、古い方はトタンが錆びて全く落ちないのだ。桁が折れて真ん中が落ち込んでいた、たまった雪を取り除き、トラクターで桁を持ち上げ、新しい柱を足して応急処置をした。古い牛舎の屋根にも、1m以上積もっていたので、ついでに雪下ろしすることになった。昔は雪下ろしなんてしたことないそうだ。瀬棚の雪が変わってしまったらしい。北海道に引っ越してきた頃(海岸に住んでいた)、雪が積もっても、風が吹くと飛んでいって仕舞うので、雪かきなんかしたことなかった。これも温暖化の影響か?建物の屋根の傾斜も、昔のものは緩やかだ。これから建てる小屋は、傾斜をきつくしなきゃダメだな!というのが、みんなの意見だった。
 母屋から遠く離れた牛舎のお産を観察するための監視カメラについて、電気屋さんに相談に行った。手間はかかるが料金が安い有線ランによるカメラに話が決まりかけていたのだが,200mの距離を配線するのに、電柱を使わせてもらおうかと考えていたが、間隔が50mもあり支線のピアノ線がもたないだろうという話になり,とん挫してしまった。無線だと11万円以上かかるのでどうしようか迷っている。外部アンテナと、その配線ケーブルが高いのだ。全天候型で、配線付の安いアンテナがないかな〜?
 馬の牧草がないが、雪が深くてトラクターでは近づけない。さて段取りだ。ユンボで運ぶしかないが、ユンボは馬たちのいる場所からはるか遠く(200mくらい)南に離れた牛舎付近に置いてある。そのユンボは古くてチビで足が遅い(時速2〜3km)。ユンボで何回も往復するのはバカげている。どうしたら、ユンボをフル活用しながら、無駄なくロールを運べるか考えた。 まず、牛舎の西側を除雪。牛舎の南側を廻って、東側の除雪。こちらには牛の出入り口があり、その出入り口からは、牛糞満載の一輪車が、20mくらい離れた堆肥小屋まで往復する。一輪車と牛たちのために出入り口を除雪、堆肥小屋までの道をつくる。さらに東隣の乾草庫出入り口をを除雪。乾草庫からロールを一つ取りだして、道路を北上。やっと馬たちの囲いまでたどり着いた。入る前にひとまずロールをおろして、まず除雪(ユンボの通る道づくり)。馬たちは、早く草が食べたくて、作業する俺とユンボの周りを走り回っていた。やっと、ロールを運び終えた。そのまま馬小屋D型の脇を除雪。
 ユンボは、道なきところに進むべき道を自ら作り出すことが出来るので、気に入っている。しかし、たった40馬力のチビユンボでも、触れたものを簡単にぶち壊してしまう。ほとんど手応えもなく・・・たとえば、D型の除雪をしていて、トタンの壁をぶち破ってしまう、屋根の雪を下ろそうとして、屋根に穴を開けてしまう。雪に埋まっているものを知らずにひっかけて、ぶち壊してしまう。100回うまく雪をすくっても、1回失敗すれば、大切な財産をぶち壊すことになり、その作業は、失敗!ということになる。これは全く割に合わない話だが。
 先日、日本人で初めて、変異型クロイツフェルトヤコブ病で亡くなった人のことが報道されていた。BSEについて、書きたいことが山ほどあるが、今日も時間がなくなった。ついてに言うと、昨日は町で実施する人間ドックの日だったのだが、忙しくて忘れてしまった。