ラッセル 水やり 除雪 ユンボの屋根治し

yonemiki2005-01-31

 雪との戦いだった。鶏小屋にお湯と残飯を持っていくのもラッセルだ。膝上の深雪の中、長靴に雪が入らないように前足で周りを軽く踏んでから体重をかける。それでも結構深く埋まった。やっとたどり着いたら、埋まってしまった戸を足で掘り出して中に入る。本当は豚のエサになるはずの魚のアラまで食べられてしまった。水を入れる洗面器もがっちり凍っており、氷を出そうとしたら洗面器が割れてしまった。最近あまり卵を生まないで太ってきた。エサを減らしたら少し産み始めたが、今日1羽絞めようと思って連れ帰る。まったく疑う素振りを見せないので心が痛む。
 オリーブが水を飲みたがっているので、無視して牛舎に行けなくなってしまった。水の出る地下室にホースを取りに行くが、吹き溜まりになっており、ラッセルはさらに困難を極めた。ホースを出したが、水が出ない。止水栓が凍っていたのだ。それでも、風呂からお湯をくんで水道にかけたら、割と簡単に出てくれたので良かった。久しぶりにポパイに触った。彼も飲み終わってもなかなか立ち去らなかった。
 冷え込みがきつい。動くと汗をかくが、たちまち冷えてくる。牛が入っているのに、寒暖計は−7℃をさしている。風邪ひき子牛たちの下痢は、液体からペースト状になってきた。エクテシンも今日まで飲ませた。
 糞出しをするために、堆肥舎までの20mを除雪するためにユンボを出した。牛舎入り口にたまった大量の雪を除き、通路を踏み固めた。除雪中マサコが発情してスタンディングしているのを見ることが出来た。風が止んで視界が開けたのだ。種付けしても良かったのだが、和牛改良組合が募集していた後代検定に応募するつもりなので、今回は見送る。
 ユンボの屋根を修理した。1辺が50cmほどある四角い穴が空いており、ゆきが振り込むのだ。鉄板の蓋を乗せ、ドリルで穴をあけてボルトで固定した。1年前からやろうと思っていたが、やっと実現させた。
 ユンボで踏み固めた道でも、一輪車のタイヤが埋まって大変だった。1輪ドリフトしながら、吹雪の中凍った牛糞満載の一輪車で8往復した。寒いので、子牛の寝床に敷きわらを足してやった。時間がなかったので、鶏の解体はしなかった。