白老市場 

yonemiki2004-12-03

 いつも通り、水場が混み、干し草が無くなる前に瀬棚の牛達に給与した。カエデは寝ていたが、俺をみてエサをねだった。一通りすべての瀬棚の牛に水と乾草がいきわたったら、弁当を食べて今度は牛磨きだ。尻にこびり付いた糞を落とし、ブラシで綺麗にしてやった。高く売れろよ!引き綱も綺麗なものに取り替える。
 市場が開いた。カエデは95番目だ。平均して9月の相場よりかなり安い。体重と落札価格をメモしながらそう感じた。いよいよカエデの番だ。血統や体重のわりに、価格は予想外に伸びて、希望価格より4万円も高かった。彼女の体型(飼養管理の善し悪しを示す)が評価されたようだ。あとは、ひたすら体重と価格のメモ。途中力尽きて、プレハブに寝に帰った。廃用牛を持ってきていたHさんは、素牛より600kg以上の廃用牛の値段が高かったと驚いていた。なんにしても高く売れてよかった。
 途中、注文してあった和牛を買って帰宅。Sくんはすでに夜牛舎をほぼ終わらせていた。子牛も元気そうだ!今晩は、Sくんの研修生活をねぎらう会になった。3人文として買ってきた和牛は、義弟夫婦を加え6人で食べたが、ちょうどよかった。
 夜寝る前に、ポパイが水槽を蹴っ飛ばして、水を要求した。仕方ない入れてやるか!