ものすごいヤツ!

 早朝のカヤックフィッシングに行く。沖のテトラポットでは、時おり3m程の波柱が立っていたが、我慢出来ず行って来た。🚤
 日が出るとと共に一気に暑くなるが、港の出入口付近で魚が跳ねていた。魚には、関係ないのかな?
 3500番のダイワリールに2号のPEラインを巻き、7号のハリスを結んでいる。
 まずは、32gのスピンテールジグ。
 小魚が水面からわき上がって、大きな魚が何匹も跳ねた場所にキャストして引くと、程なく重いアタリの後に猛烈な引き!
 ギュルギュルギュルギュル・・・
 水深が深くアタリは水面なので、ドラッグは緩めてあったが、そのドラッグが吸収できない速度で引っ張られ、7号のハリスが切れてしまった。

 次は、30gのジグを使った。
 ボイルしている場所にカヌーを漕ぎ寄せ、ジグをキャスト。
 すぐにアタリがあり、小気味よいファイトの後に、1kgほどのホシガツオが釣れた。
 すぐに血抜きをして、次を狙う。
 今度は大きい!
 と思っていたら、途中からものすごいファイトをして、またしても結び目で無く、傷のついてないことを確認したハリスが切れてしまった。
『何か、すごいヤツがいる!』
 実は、持ってきたルアーが100gのスロージグとかインチクばかりで、残りは錆びて赤くなったジグ。
 これを投げたら、またしてもものすごいアタリがあった。
 ドラッグをもっとゆるめにして、時間をかけてやりとりしようと思った。ものすごく力が強い。
 先日釣り上げた4.8kgのギンガメアジより強く、桁違いのパワーとスピードで、ものすごい速さでラインを引き出していく。
 時間をかけて少しずつたぐり寄せていたら、もう少しというところで急に軽くなった。
 フックが折れていた。
『いったい何だったんだろう?』
 明日は、14号のハリスを使って、絶対に釣り上げるぞ!
って、ルアーがもう無いかも?