静七郎は、ちゃんと母親の母乳を吸うことが出来るようになった。口の中の鬱血も、それほど心配する必要がなさそうだ。
明日は子牛の出荷で、俺も着いていってついでに整体を受けることになっていたので、静七郎の超早期母子分離は早めに済ませなければならなくなった。
寝ている静七郎を起こして、外に出して抱きかかえる。重い！ たぶんYumiより重い（？）
抱きかかえて歩くが、ちょっと暴れられると持ちこたえることが出来ず落としてしまう。 たぶん、これまで俺が助産してきた子牛の中でも、トップクラスに大きな子牛だ。大事に育てよう！
