超早期母子分離

  外の仕事をすると、牧場の仕事が溜まってしまう。
 まずは、誠太郎を哺乳ロボットに入学させた。哺乳ロボット小屋では、他の子牛達が一斉に集まって、ほ乳瓶のミルクをもらおうとして、大変だった。
 
 ありすは、母親のふじと写真を撮った後、超早期母子分離をした。キョトンとしている間に、急いで部屋に連れて行った。だまし討ちのようだけど、うちには母親と一緒に入れておける部屋が無いので、仕方ないのだ。人工哺乳することにより、早期に配合飼料を食い込ませ、子牛の胃袋作りをするのだ。手間も費用もかかるけど、良い子牛が生産できれば良いかな?