床を剥いだ

 大型扇風機を取り付けてから、敷きわら交換の頻度が極端に減った。飼槽前はそれでも時々換えるけど、水場の方はカラカラに乾いて交換の必要も無くなっていた。だけど、二年も放置すると乾いたフンが堆積し、だんだん床が高くなってしまう。今日は、それを剥ぐことにした。
ミニローダーは、それほどパワーのある機械では無いので、少しずつゆっくり剥いでいった。剥いだ床材は、ほとんど臭いも無く、そのまま畑に撒ける堆肥になっていた。堆肥置き場は、山となってしまったのだけど、堆肥を撒く機械は無いんだけどね・・・。
 剥ぎ終えたら、雑草のロールを持ってきて敷いてやった。子牛達は、新しい敷きわらに興奮し、喜びのダンスを披露してくれた。
 
 いちこが産気づき、まもなく出産した。とても安産だった。消毒しようと部屋に入ったら、子牛に近づかせてくれなかった。仕方なく、いちこをロープで繋いで、へその緒消毒と人工初乳給与をした。