カヌーツアーの練習

硫黄島カヌーツアーの練習として、岡山大学の先生と生徒さんをお客様として迎え、ショートトリップをすることになった。南西の風が吹いており、恋人岬より先は荒れていた。
 俺の腕時計のベルトが切れて、家で留守番をしているのだけど、元々携帯電話で時間を見る習慣が無い俺にとって、なかなか不便だった。
 出発してすぐに、沖堤防の先で大きな魚がわいているのを発見した。ここで、ルアーを投げて釣って見せたら、良いイベントになったのだけど・・・俺はあまり釣りが得意では無い。海が浮上してきたのを見せることは出来た。
 沖堤防をぐるっと回って、そのまま港に向かい始めた。港の中では、魚群探知機を使って熱水の吹き出し口であるチムニーを探した。こういうモノに興味を持ってもらえるかどうかは、島に来るフェリーの中で鬼海カルデラの話をしたときの食いつき具合で、見せるかどうか決めたら良いのかもしれない。
 NHKの人が取材に来ていて、26日あたりの夕方の放送で紹介されるかもしれない。