講習二日目

　今日は、海から見える硫黄島の見学会だった。みしまⅡに乗り込んで、温泉の濁り水を東に向かった。
　東温泉の岩の上に、みさごが巣を作っていた。その先に、温泉が湧き出す岩穴があった。
　俺は、カヌーで島を一周したとき見たことがあるけど、洞窟の中にお湯に浸かれるところがあるとは知らなかった。
　昭和硫黄島に行った。南九州にあった特殊な縄文文化を滅ぼすほどの巨大噴火と大火砕流（雲仙普賢岳の火砕流の百倍）を起こした、鬼海カルデラの外輪山部分に出来た新しい島だ。
　雨が強くなる中、平家城まで行き、海から地層を見上げた。
　

　雨が降る中、星空案内人さんの話を聞いていたのだけれど、ちよこから駆けつけ通報メールが届き、講師の方が出産をみたいとのことだったので、案内してみた。ところが、ちよこはとても安産だったらしく、すでに生まれた後だった。