働き者

 日が経ってしまうと、興味深い出来事があっても、忘れてしまうのだ。記憶の限界を感じてしまう・・・。
 
 今日は、種雄牛を放牧する予定だったところに生えた牧草を刈り取る作業と、Y君の農場で堆肥のばらまきが済んだので、ロータリーで細土する作業をした。
 放牧予定地のチガヤは、刈り遅れて固くなっており、Vベルトを新しく交換したディスクモアで刈っても、かなり手こずった。ずっと放牧地として使っていたので、竹藪に近いところは、ほとんど竹になっていた。これから刈り続ければ、良い牧草が獲れるようになるかな?
 堆肥を広げたY君の農場の一角は、一通り岩を拾ってあったのだけど、ロータリーで細土しようとかき回したら、新たな岩がゴロゴロ出てきて、細土の邪魔になった。堆肥を撒いても尚、砂砂の無機質な土で、作物が育つようになるには、時間がかかりそうだった。うちにあった堆肥のほとんどを撒いたわけなのだが、いくらかでもマシになったかな?(色が濃いところが、堆肥を入れて耕したところ)
 これから、彼は地表近くに埋まった岩を、ひとつひとつ掘り出し、捨てなければならない。これは、やってもやっても切りが無い、気の遠くなるような作業だ。彼にいろいろ言う人も居るようだけど、まずその作業をちょっと手伝って、開墾作業がどれほど重労働かほんの一部でも体験してから、しゃべってみてはどうだろう。俺は、彼が働き者だと思うから、手伝っているのだけど・・・。