機械の修理は苦手

 朝から、種付け一頭!
 なずなが、ちゃぶ台返しをして、俺を困らせてくれた。
 
 ルーティンワークはお任せして、俺はひたすら堆肥を撒いた。
 このマヌアスプレッダーは、とても小さく、ミニホイルローダーのバケット二杯半で、あふれてしまう。だから、何十往復もしたけど、堆肥がなかなか減らないし、畑にも充分な量が撒けない。せめて、4トン以上のものが欲しいなぁ! 散布している時間より、移動や積んでいる時間の方が長い。
 堆肥を沢山撒きたいと思うと、どうしても散布した堆肥の上を走る。ところが、ここの堆肥舎は鰻の寝床で、堆肥の切り返しが出来ない。時間は経っているけど、積みっぱなしで、水分が抜けるところも無い。だから、とても粘着性が高い。タイヤに着くと、道路を汚してしまう。
 今日は、更に運が悪いことに、堆肥舎の壁の鉄筋が錆びて、膨張してコンクリートの塊が剥がれ落ちていた。それが、堆肥を送るバーに絡み、ガッツリ曲げてしまった(T_T)/~~~
 修理に半年かかって、作業できたのが一週間! 機械修理の時、運賃を少し安くしてもらえないと、結果的に機械を駄目にしてしまって返って高くつくと思うんだ! 頑張って修理しないと・・・。
 
 修理するためには、まず積載している堆肥を下ろさなければならない! もちろん、人力で下ろしたよ! 
 次に、洗わなければならない! 機械の下に潜って、上から牛糞が落ちてくるのは避けたい! 一生懸命洗った。