平川動物園

 久しぶりに晴れた。いつも使っているレンタカー屋さんに、空車があったので、一日借りることにした。12時間、2500円くらいだ。
 一応目的があった。買い物と、動物園に行くことだ。鹿児島市の外れにある平川動物園に向かった。
 平日なので、道も動物園も空いていた。だが、梅雨の末期の晴れた日に、鹿児島の動物園に来ることは、あまり賢くないかもしれない。
 日差しが当たると、気温は一気に上昇し、汗が噴き出すし、動物たちの活動は停止する。
 サイやキリン、ダチョウの広場は、広くて木陰もあり、安心して見れた。
 展示に工夫されたケージもあれば、かなり手狭で悲しい檻もあった。
 でも、改装工事が進んでいて、もっと良くなっていく事が、予想された。
 ホワイトタイガーは、まだ幼く元気があって、楽しかった。
 北極熊は、水に飛び込んでくれ、元気なところが見られ、嬉しかった。自然界では、温暖化でアザラシを捕るのが困難になり、恐らく滅びの道をたどると思われ、とても悲しい。
 また、行きたいな!
 
 指宿まで足を延ばして、市営の流しそうめんを食べに行った。 
 泉を利用して、鯉やニジマスチョウザメが飼われていて、建物全体に泉の冷気が溜まり、とても涼しかった。
 そうめんに、鯉コクとニジマスの塩焼き、おにぎりが着いて、1300円だった。
 
 指宿と言ったら、砂蒸しである!
 二百円のタオルを買って、砂の重みを感じつつ、たっぷり汗をかいた。