久しぶりの潜り

 とりあえず、ここ一週間分くらいの写真をアップしてみた。遅くなって、すいません。
 今日は、一人なので、ちょっと早めに出勤した。
 人工ほ乳していたあきこを、ほ乳ロボット小屋に連れて行った。あきこはとても頭がよく、ロープを使わなくてもミルクを吸わせなくても、俺の横ぴったりくっついて歩き、引っ越し完了(^_-)-☆ 
 うちの子牛は、同じ量の餌でも、3回ほどに分けて与えないと食べない。と言うか、少量ずつ与えると、唾液がつかずおいしい餌を食べられると言うことか。ちょっとした差なんだけど、手間をかけることで、子牛がよくなってくれたら良いのだ。
 見回りの時、ダニ駆除薬のバイチコールと、発情発見用のペイントを塗った。俺は、いつも汚れた作業服を着ているが、毎日変えてもこのような作業をして牛に蹴られたり、運古の着いた体をこすりつけられるから、すぐに汚れてしまうのだ。
 
 汗と泥でドロドロだったので、思い切って海に入ることにした。
 3mmのウエットスーツを着て、4mの長い銛を片手に、ちょっと荒れた海に入った。中は、予想以上に濁っていて、気持ちよくなかった。回遊魚に会うことを期待して、長い銛を持って回遊ポイントを回ったのだが、水面から2mは濁り水が浮いていた。俺は、透明度が悪い水中では、とても不安になる。
 潮流に乗って東に向かいながら、海の中を観察したが、アカウミガメやブダイ、ニザダイなどはいるのだが、獲物となる回遊魚は来てくれなかった。仕方なく、グリルにぎりぎり入る、パンサイズのイシダイを突き、浅場のメジナを突きに行く。穴突きは嫌いなのだが、波があるのでメジナは顔を出していた。それを、彼らが安全圏と思う外から、射程の長い銛で突いた。午後の仕事もあるので、食べる分だけとって、さっさと帰路についた。

 雨が降り込むのが可哀想なので、ほ乳ロボット小屋の開口部に、防風ネットを貼り付けた。これで完璧な防御ができるわけでは無いが、降り込む雨の大部分をカットできるはずだ。