イタリアンの刈り取り

 Windows7のマシンでは、まだ画像を取り込んだり加工したりするソフトを使えないのだが、モバイルのWindowsXPで、取り込めるようになった。花見や硫黄島一周の写真もアップしたので、興味のある人は見てください。
 予報通り雨だったので、昨夜のうちに石灰を散布しておいて良かった。
 今日もいろいろやらなければならない仕事がたまっているが、手始めに離乳した子牛を、哺乳ロボット小屋から、電柱牛舎に引越しさせた。素直に哺乳瓶に吸い付いて着いて来る子牛もいるが、外に出た感激で、走り回ってしまう子牛もいた。
 港に、チガヤの採草地用肥料が、3トン届いた。20kg袋で・・・。500kg袋で来たら、作業はとても楽なのに・・・。150袋を、人力でトラックに積み込んだ。
 しばらく晴れそうなので、青刈り用のイタリアンライグラスを、全部刈り取った。青刈りをカゴに詰めて集めるのは、時間的にかなりきつい。テッターを繰り返して、できるだけ乾かし、ラップサイレージにして与えたら、かなり省力化できる。
 伸びすぎたイタリアンライグラスは、ディスクモアで刈るのも苦労させられた。草が厚すぎて、詰まってしまうのだ。さらに、トラクターの腹につっかえ、PTOシャフトやVベルトのあたりに引っかかって大きな草の塊を作ってしまったり・・・。
 水分量の多いイタリアンライグラスは、よくテッターをかけないと乾かない。草の塊は、テッターレーキにも負担になり、時々飛ばしきれなくて機械が止まる。あわてて、PTOの駆動を切る。
 隣村の人から、手刈りしたイタリアンをロールし、ラップしたけど腐ってしまった、と聞いたことがある。
 聞くと、テッターが無いので、時々手で反転させているらしい。昨年、俺が収穫した時、日に何度もテッターをかけて乾燥させたのに、ロールは熱を帯びてカビが生え始めた。とにかく乾きにくいのだ。
 テッターは、タインで草を叩いて折り、空中に放り投げて湿気を飛ばす。手で反転させるよりはるかに乾きやすい。それでも乾きにくいイタリアンライグラスは、人力で反転させた程度では、ラップサイレージでも厳しいと思った。テッターを買えないその島で、良いラップサイレージを作るアドバイスは、俺にはできなかった。