廃用牛出荷 ガス欠

 今日は、預かり物の肥育牛と足の悪い廃用牛の、出荷日だった。予報は雨。実際、牛舎に向かうときも、激しく降っていた。ゴアテックスの登山用カッパを着る。
 出荷の日は、ここで最後の食事を取らせるために、早めに行って、一番にエサをやる。この肥育牛は、あまりエサを食べないのだ。
 クボタで家畜運搬用トレーラーを引っ張って、港のコンテナに連れて行った。今日は波がまだ荒いが、酔わないことを祈る。

 今日は、とても暑い。もう11月になろうというのに、台風の勢いもあって(?)停滞前線を暖気が北に押し上げてしまった。おかげで、硫黄島は朝方降っただけで、あとは晴れたり曇ったり・・・。気温は公称26℃。俺の部屋は28℃まで上がっていた。濡れた牧草にとっては、気温が高いのは困る。
 港に届いている、軽油とガソリンのドラム缶を、ユニックに積み込んだ。不耕起播種に使う肥料も、一トンほど届いていたので、これもせっせと積んだ。

 ちょっと遅くなったので、今日は二頭だけ削蹄し、体を洗い、鼻管を取り付けた。
 
 家に帰って食事を作っていたら、火が消えたという警報が鳴った。あれあれ、ガスボンベが空っぽだ。触ってみたら、ボンベ2本とも空である。以前片方空になったとき、電話をし忘れていたようだ(T_T)/~~~  
 仕方ない。シャワーは浴びれないので、東温泉に行った。いつもは無人の温泉だが、今日はジャンベ留学生と漁師さんが来ていた。
 夕焼け雲と海と木星をみながら、手足をゆったりと伸ばして、温泉を満喫したのだ。
 飯は、カセットコンロで作った。