体重測定

 鹿児島市の三島村役場前に、8時半集合だった。朝7時10分のつばめに乗ったら、鹿児島駅着は8時だった。市電でも間に合うと思ったが、リスクを減らすために、タクシーを使った。
 バスの出発時刻に間に合い、鹿児島中央市場まで行った。
 一日で400頭弱の子牛を競りにかける市場は、北海道南市場の巨大な施設(新設されたので、さらにでかくなったらしい)に比べて、こぢんまりとしていた。
 事前に子牛を持ち込んだ三島村と十島村のために、子牛を入れておく牛舎が用意されていた。二日にかけて行われる競りの為に、子牛にわかりやすいタグを着け、いくつもある部屋に振り分けた。
 そして、初日競りの分だけ、体重測定をした。土龍波の二頭は320kgほどあったが、勝安竜は280kgくらいしかなかった。
 全頭の削蹄をお願いしてあったのだが、削蹄をする日はすでに終わっていたので、出来なかった。特に一頭、クレームが来そうな蹄の子牛がいたので、ちょっと焦る。


 お昼前に、体重測定が終わり、バスは鹿児島市に戻った。役場の宿泊施設に泊まれないか聞いたが、満員だった。近くのビジネスホテルに泊まる。
 さて、暇である。つま先に鉄のガードが入った作業靴を履いて、港周辺を歩く。中古パソコンの店があったので、持ってきたノートパソコンを見てもらい、ネットに繋がらなかった問題点を、解決してくれた。

 さらに歩き回って、先日食べられなかった豚とろに行った。驚いたことに、沢山の人が並んでいた。並ぶのが嫌いな俺は、帰ろうかと思ったのだが、腹が減ったので待った。味は、待った甲斐があった。
 靴を買いにニシムタというディスカウントショップに行ったが、気に入った靴は無かった。食品売り場にったら、なんと30cm大の小さなメジナを売っており、それが養殖物だった。メジナを養殖しているのか?
 晩飯も、鹿児島一の繁華街、天文館に行った。さんざん歩き回り、いろいろな店を見た挙げ句、食べたのは松屋の牛丼だった。