寝とぼけた種付け

 嬉しいことがあり、昨夜も興奮して眠れなかった。最近寝不足だ。
 眠れなかったのなら、ちゃんと監視カメラを見張っていればいいのだが、枕元にモニターを置いていなかった。6時前にようやくモニターを見たら、子牛が生まれていた。大急ぎで着替え、牛舎に急行!
 メロン(平茂勝)の足下でもがいていたのは、大きな牝子牛だった。名前は『やよい』(安福勝)。そんなに寒くなかったので、ときどき米ぬかをまぶすだけでメロンに任せたが、彼女は娘を隅々まで綺麗に舐めてくれた。セレン製剤を注射し、ヘソの緒を消毒。立ち上がってオッパイを探し始めたので、生菌製剤を混ぜた人口初乳を飲ませた。その後、母乳も吸っていた。
 放牧地では、アカリ(安茂勝)とマユコ(福栄)が発情していた。
 せっかく獣医さんを呼ぶのだから、妊娠鑑定もお願いしよう!種付け40日前後のミノリ(勝忠平)・ハルカ(百合茂)・モトツボ(北国7の8)・セリナ(極細金安平)を繋いだ。
 マユコは、スタンチョンに入るとき、いつも枠場付きの北側に入る。隣はたいていアカリだ。ところが、今日は逆だった。繋ぐときには、その事実を認識していた。でも、飯を食っている間に、忘れてしまったんだな(T_T)/~~~  マユコが入る側の枠場の牛は、良い発情だから種付けしようと言われ、マユコに着けるはずの『平忠勝』を着けてしまった。どうするかな?
 妊娠鑑定は、ハルカが『安福久』ご懐妊!ミノリが『北平安』ご懐妊!モトツボとセリナは、次回検査となった。セリナは、妊娠していなかったら、出荷することになる。
外は、山鳴りがしている。