yonemiki2010-01-02

 結局、昨夜は三袋目の初乳を飲ませた後、多恵五郎を部屋で一晩過ごさせた。過保護〜って声が聞こえそうだが、今年最初の牛でつまずきたくない。排泄物は、さすって促し、タオルやティッシュで受け止めた。
 相変わらず大荒れの天気で、年末から風速10m/s以上の風が吹いている。気温のわりには雪が風で動き、牛舎の出入り口は吹きだまりになって、今日も戸が動かせなくなっていた。
 吹き込んだ雪で、子牛も床も真っ白だ。このままでは風邪をひかせてしまう。隙間に、エサの紙袋を詰め込んで、吹き込みを防いだ。予想されたことだが、子牛たちはその紙袋をくわえて外してしまった。根本的に工事をする必要があるのだが、天候が回復しないととてもやれない。
 濡れた敷きワラを交換するが、出入り口の戸が完全には開かないので、意外に難航した。
 ミルクを溶かすとき、猫達が集まってくるのだが、一瞬の隙を突いて、ライトが乳首を奪っていった。すぐに取り返したが、既に遅かった(T_T)/~~~
 牧草を運んだら、ミノリが発情していた。吹雪で、顔が痛い。
 夕方まで待ったが、多恵四郎はミルクを1リットルしか飲まなかった。腹を空かせたままだと風邪をひきやすいのだが、牛衣を二枚重ねにして浪五郎の部屋に同居させた。
 浪五郎も、生まれたばかりの頃はミルクが飲めなくて苦労したのだが、今では哺乳瓶ホルダーから一人で飲んだ後、フードボトルに吸い付いている。多恵四郎も、一応初乳は飲んだので、時間をかけて飲ませていこう。