昨夜は、いつもより早寝した。体は正直なモノで、その分早く目が覚めた。
出荷日なので、急いでエサをやりに行く。一通り落ち着いたら、スタンチョンに繋いで、出荷用の化粧モクシに替える。里次郎は、一人ではスタンチョンに顔を突っ込ませることが出来なかった。臆病な母親の性格が、遺伝しているのだ。今日は、その母親サトコも出荷だ。
今回の出荷牛では、カツコ(勝忠平)が特に人懐っこかった。
朝飯を食っていたら、丘の上に脱走牛の群が見えた。トラクターで、向かえに行った。放牧地には、食べかけのロールが置いてあった。脱柵の場所は吹きだまりでケーブルが雪に埋まっている場所だった。ここはもう閉鎖するべきだな。
