寒い

yonemiki2009-11-18

 昨夜は早寝をしたのだが、途中で起きると思って横になった。一回目に目が覚めたのは、12時過ぎだった。ちょっと早すぎと思いつつ、外を見てみたら星が見えた。厚着して外に出たのだが、星が流れる前に雲が流れてきて、空は覆われてしまった。
 その後、2回ほど目を醒ましたのだが、バラバラという大粒の雪が屋根を叩く音がするので、起き上がることなく寝た。
 朝牛舎に行ったら、幸五郎が震えていた。厚手の牛衣を重ね着させ、カイロを貼り付けてやった。 
 寒いと、牛も食べる量が増える。草地に置いてやるロールが、すぐに食べ尽くされる。新しい草架を造らなければならない。面倒くさい。
 寒い日は、部屋を暖かくして、ゆっくり休みたいと思い始めたら、歳かな?今日は、あまり外で作業する気にはなれなかった。ストーブの設定温度を、12℃のセーブ運転にして、ロフトの上から2台の扇風機で暖気を吹き下ろす。なかなか温まらないので、布団に入って、久しぶりに昼寝した。
 ミヤマカケスが、窓の外から居間を覗いていた。今年は、この鳥が多い。カシラダカやヒワもよく見かける。ヒワは、ネコ達によく捕まっている。
 頭を使う仕事がようやく終了したので、今夜はすきしゃぶだ
 魯山人風すき焼きや、美味しんぼのシャブスキーは、素人には面倒くさくて出来ない。
 だが、先に肉を焼いてから割り下を入れる正統派すき焼きは、肉に火が通りすぎて旨味の抜けた残骸になってしまう。
 経験的に、最初に焼いた肉に比べ、後から足した肉の方が、圧倒的に美味いことを知っていたので、考え出したのがすきしゃぶだ。
 先に、和牛の脂身を丁寧に炒めて、十分に脂を出してから、野菜と割り下を入れる。
 野菜や豆腐に火が通ったところで、肉を入れるスペースを作って、食べる分だけ広げて入れる。割り下が煮詰まらないように、火は弱火。
 肉の色がピンクに変わったところで、いただく。火を通しすぎた肉と違い、肉汁がたっぷり残っていて、柔らかくて香りも良い。
 今日のお肉は、黒毛和牛の腕肉(シャクシ)だ。今日のシャクシは、逸品だ。
 上等な肉は、ちょっとの量で十分に満足できるから、意外に経済的でもある。
 たまには、黒毛和牛のすきしゃぶなんて、いかがですかφo(⌒囗⌒)oΨ