朝牛舎に行くと、授乳に来た母牛に、ヤスヒメが乱入してきた。発情であるが、盛んに乗りたがっている。乗りたがっているうちは、種付けにはまだ早い。
 だが、ここで外に出してしまうと、乗られるのは確認でき種付けのタイミングは判るが、牛舎に連れ帰るのが困難になる。悩んだ末、繋いで獣医さんに連絡し、午後遅い時間に来てもらうことにした。
 我が家の周りでもクマが出没し、クマ罠が沢山仕掛けられたらしい。犬達を繋いでおくようにと言われた。でも首輪を持っていないんだよね。とりあえず、声が届く範囲から離れないように指示した。
 獣医さんが来るので、午後からは動けない。午前中のうちに、農道整備の仕事を完了させた。
 家庭菜園のトウモロコシが、最盛期だ。朝も昼も晩も、二本ずつ食べるので、歯にトウモロコシの皮がつまる。でも、すごく甘いのだ。
ヤスヒメ(安平←平茂勝)は、『勝忠平』を着けるつもりでいたのだが、卵胞が堅いとのことだった。まだ早すぎるのか?ランクを落として着ける事も勧められたが、発情が終わってしまうリスクもあるが、明日の朝まで待つことにした。
 クミコは、さすがモトツボの娘だ。哺乳瓶ホルダーも、フードボトルも、すぐに覚えた。