モトツボ

yonemiki2009-09-10

 モトツボが大きな雌を産んでくれたので、安心して二度寝してしまった(^o^;) 監視カメラで見ると、クミコはマリアと並んで寝ており、カズエと繋いでないモトツボがそれに寄り添って寝ていた。
 迷ったが、モトツボの乳量は少ないし、出来れば受精卵を採卵したいので、クミコは超早期母子分離をした。突然母親がいなくなったクミコは、カズエの側から離れなかった。
 モトツボは、ある生産者さんが生産する名血の雌牛についている名だ。沢山居るから、きっと良い牛もあまり良くない牛もいると思う。
 俺のモトツボ8188(北国7の8←安福165の9)は、俺が牛飼いになったばかりの頃、市場でテーブルのように広くて平らな背中に惚れ込んで買ってきた牛だ。一緒に買ったモモカ(北国7の8←安平)と一緒に、毎日のようにブラッシングしたりして、可愛がった。だから、いかつい顔に似合わず、とても従順だ。
 雄腹で、後継牛はツボミ(安平照)1頭しか残していないが、息子達は高値で引き取られ、枝肉市場では好成績を残してくれた。我が家で一番稼いでくれている牛だ。俺は、彼女の能力を信じている。
 モトツボクミコ(平茂勝)は、後継牛として残したい。残せるように、ちゃんと経営するぞ!
 当然VIP待遇となる。夕方のミルクを飲みたくなるように、1時間前からときどき体をマッサージして、食欲を増進させておいた。夜牛舎の時間には、お腹が空いていて、べーべー鳴いていた。
 3頭からお乳を狙われていたこゆきは、1日1回授乳にした。夕方の時間は、枠に入れて盗飲されないようにした。蕾次郎は1日1回哺乳でも良い体格だが、ハンナはまだだ。