夏の終わり

yonemiki2009-08-21

ゴーヤチャンプルの夢を見たサマンサのために、朝からゴーヤチャンプルを作った。初日に、冷蔵庫の在庫で出来るメニューを言ってあったのだが、とても気なっていたらしい。
 ジェニーは、疲れがたまって食べられなかった。経験者のサマンサと同じペースで働いたのだから、無理もないことだ。真面目だから、手を抜くことをしなかったようだ。気をつけてやるべきだった。ゴメンゴメン。出発までの間、しばらく寝てもらった。
 サマンサと、糞出しに行った。
 八雲の駅まで送る。トンボが山から下りてきて、平地の水田を沢山飛んでいた。ツクツクボウシが鳴いていた。もう秋だ。
 二人が来てくれたおかげで、俺はとても楽をさせてもらった。牧草作業後に、牛舎作業が全部残っているのは、結構辛いのだ。また、美味しいものを沢山食べた。話し相手が出来て、楽しかった。また、来てくれたらいいな〜!
 二人は、八雲から函館まで汽車で行き、五稜郭や教会、港、赤レンガ倉庫などを見学し、寿司も食べたそうだ。元気!
 そういえば、日本海側にあるせたな町の最寄り駅が八雲だというのに、みんなとても驚いていたそうだ。
 一人帰った俺は、チビ子牛が脱走しているのを目撃した。普通ならすぐに部屋に戻せるのだが、果穂三郎を除いた5頭は外に飛び出してしまった。牛舎の外を、よそ行きの靴で歩きたくない。そのうち帰ってくるかと思い、ちょっと放置することにした。
 だが、米ぬかを買いに行くついでに行ってみたら、日だまり中で、まったりとくつろいでいた。牛舎に追い込むのは、思ったより難航しなかった。
 蕾次郎は、人懐っこすぎて、追っても逃げない。ほうきで尻を押しても、全然平気である。
南の島から、夏を謳歌しているメールが届いた。うらやましいね〜!