出荷 脱げた牛衣 排卵確認 『食べ方』作戦

 カネミ、真由次郎、秋四郎の出荷である。いつもより早めに起きて、エサを食べさせる。秋四郎は、体高があるのに幅が出なかったな〜。
 3頭も出荷するので着いていきたいが、お産が1週間も遅れている牛がいるし、哺乳子牛が8頭もいるので、今回は留守番だ。
 早速、引っ越しをする。モトツボマチコとシズルは、大子牛の部屋が怖くて、強引に自分たちの部屋に戻ってきてしまった。福五郎とカリンが苛めるのだ。シズルは、逃げすぎて角を折ってしまった。ひとり部屋のナツミは、意外に素直に群れに入れた。
 落ち着くまでに、2〜3日かかるだろう。

 カスタムして脱げなくなったと思っていた牛衣だが、今朝は多恵三郎とサヨコが脱いでいた。原因は、腹が減ったレイコがオッパイを探して服の後ろ足を固定しているゴムを、外してしまうらしい。やっぱり、ちょっとでかすぎたか?
 生後5日目のカツコだが、モモコの乳が足りていない。ナミコの乳を吸っているが、どうするべぇかな?こまめに配合飼料を食べさせて、さっさと離乳するっていうのは、乱暴だろうか?人工哺乳に切り替えるか?

 スズコの排卵確認をしてもらった。良い黄体が出来ていたら、12日に受精卵移植だ。モトツボの受精卵を使えたら良いのだが・・・。
 
 Yahooで『和牛』と検索すると、俺がいつもお肉を仕入れているお肉屋さんのサイトが、ショップのトップに出てくるようになった。『この品質で、こんな安い値段は有り得ない』、って思うような良い肉を出してくれるのだから、当然の結果だろう。
 お歳暮商戦で、『霜降り肉焼き肉の美味しい食べ方』を、詳しくプリントして同封していたそうだ。
 食べ慣れていない霜降り肉を、失敗しないで料理した人は、美味しくてまた注文してくれる。この『食べ方』作戦は、とても上手くいったという手応えを感じたそうだ。
 すきしゃぶや、焼き肉も、火の通し方でまるで味が変わってしまうので、『食べ方』作戦はとてもいいサービスだと思う。
 いずれにしても、黒毛和牛が売れていると聞くと、とても嬉しくなる。あ”〜っ、またヨダレが・・・。