牛引き 堆肥切り返し 冬のパドック作り

yonemiki2008-11-12

妊娠したら、妊娠牛の放牧地に行く!一応、我が牧場の決まりである。妊娠牛放牧地は、言い牧草をもらえないので、牛達は痩せ気味になる。繁殖牛は、太って妊娠しなくなったら、お肉になってしまう。ダイエットは、命がかかっているのだ。
 しかし、あまりに広大なので、電気牧柵の電気が効いていないことが多く、脱走常習犯は夜牛舎に繋ぎ、エサをもらえない。
 モモエ(平茂勝産子)とヤスヒメ(安平産子)を、妊娠牛の放牧地に連れて行った。一応顔なじみのはずなのだが、新たに群を編成すると、必ずケンカが起こる。順位の確認だ。モモエはけっこう強いので、イジメに入ったシマコ(平茂勝産子)を返り討ちにしていた。
 これまで何度も失敗していた、臨月に入ったタエを、最古参のフク(賢深産子)と一緒に連れ帰り、フクは引っ張って元に戻した。
 基本的に、周年昼夜放牧だ。妊娠牛達は、昨年は森の中で冬を越した。今年も雪が少ないとは限らない。堆肥舎を、避難小屋代わりに使えないかと考えている。そのために、新しい堆肥を切り返して、寝心地を良くしておかなければならない。

パドックといっても、舗装しているわけではない。堆肥舎で寝るとして、牧草まで堆肥舎でやった場合、弱い牛は食い負けてしまう。そのための場所として、あまり狭すぎると、凍りつくまでは地面がドロドロになってしまう。
 いろいろ大変なのだ!

 18歳になる家猫が、最近ボケ始めている。