溜め池 種付け 堆肥切り返し

 予報どおり、雨が降った。短時間の雨で、期待はずれだったのだが、俺が掘った溜め池には、水がタップリ溜まっていた。沢沿いだからな〜。掘って良かった。これで、親牛に水をやる手間が無くなった。
 だが、金魚を放していた古い溜め池は、水かさがほとんど増えていなかった。

 妊娠牛の柵のところで、ミツヒラシゲ(平茂勝産子)とナカボク(平茂勝産子)が怪しげだった。ミツヒラシゲは、間もなく臨月なので向かえに行くところだった。ちょうど良いなと思っていたら、突然ナカボクにマウンティングした。ナカボクはジッとしている。妊娠しているんじゃなかったのか?間違いなく発情している。2頭とも迎え入れる。
 発情して欲しくないシマコ(平茂勝産子)も、発情していた。今日も、相手はモモカ(北国7の8産子)である。発情予定のヒカリ(安平産子)は、静かなものである。
 悩んだが、シマコには『安糸福』、ナカボクには『北平安』を着けた。種の値段も、ものによって何倍も差があり、支払と売るときの値段を考え、いろいろ悩むのだ。

 堆肥舎の半分が空いたので、堆肥の切り返しをした。マヌアスプレッダーは、洗車して共同機械小屋に返す。

 モトツボマチコとシズルは、減乳中でエサもよく食べるようになってきた。ミルクを飲んだ後、不満な2頭は互いのヘソを吸う。これは、ヘソヘルニアの原因になるので、止めさせたい行為だ。って言ったって、止めさせるなんて出来ない(そんな暇ない)。苦肉の策として、ヘソヘルニアコルセットを、シズルにはめてしまった。マチコの吸う力の方が強いからだ。
 いつものように吸い終わった後・・・!目標ヘソが無いことに怒ったマチコは、シズルの腹に激しく頭突きをしていた。
 みんなは、どんな対策をしているのだろう?