命名 掃除刈り

昨日、塩素消毒して石灰塗装した部屋に、マチコとシズルを引っ越しさせた。この部屋は、本来このような哺乳子牛を入れるつもりで作ったので、大きな子牛を入れると一晩でフンだらけになる。2頭は、作業中の俺を見ながら、目の前のエサ箱から結構エサを食べてくれ、なかなか気分が良い。
 名前がなかなか決まらなかったシゲヨの娘だが、マリの様に牛舎内を跳ね回っているので『まりよ』にした。
 母親の名前の面影を残した方が、覚えやすい。シズルはシマコの娘。マチコの本名はモトツボマチコだ。
 7頭も居なくなると、仕事が断然楽である。現在18頭の子牛が居る。今月中に、あと2頭産まれる。繁殖はとても上手く行っているが、頭数が多すぎて大切な子牛に手が回っていなかった。去年までなら、それでもそれなりに良い値段で売れていた。だが、市場が暴落した今、差別化した子牛を生産しなければ、採算が合わない。経営を考え直す必要があるかも知れない。

 フォード7600とディスクモアの調子を見るため、放牧地の掃除刈りをした。アザミ、ヤマゴボウなどの雑草が、沢山生えていた。
 フォードのクラッチは大丈夫だ。ディスクモアは、Vベルトが緩んでいた。

 マリヨを超早期母子分離しようと思ってミルクをやったが、頑として飲まなかった。