工具 発情確認 妊娠鑑定

 あ"〜っ。テレビを観ながらだと、文章が浮かばない!
 牛舎内の環境が、日に日に悪くなっている。牛舎のキャパシティーを超えた頭数の子牛がひしめき、狭すぎる部屋に大きな子牛が押し込められている。解決には新たに部屋を増築するしかないのだ。判ってはいても、できることとできないことがある。といってもやるしかない。
 準備は、前々からやっていた。あと一歩が踏み出せないでいただけだ。
 穀物の価格が上昇し、肥育屋さんが疲弊している。これまで子牛価格好調の為、素牛生産が増加した。5月市場での素牛価格は暴落したが、今後元の価格に戻るのは、あまり期待できない。バブルは弾けたのだ。
 俺のような、新参者の素牛農家が生き残るためには、良い子牛を作るしかない。そのためには、何が何でも増築するしかない。大工仕事はあまり得意ではないが、だいたいの構想はできている。
 前置きが長くなったが、着工に必要な工具を買いに行った。柱を固定するダボ穴を開けるためのコンクリートドリルの錐だ。

 こんな事をやっている間にも、牛は発情する。受精卵移植するために買ったコユキが発情していた。ちょっと早めだったが、獣医さんに診てもらったところ、卵胞が固いとのことだった。
 モモコとマユコの妊娠鑑定をお願いした。2頭とも\(^O^)/だった。
 コユキは経過観察をする必要があったのに、トチ狂って妊娠牛の群に紛れ込んで、マウンティングされており、俺が引っ張っても全然いうことを聞かない!明日の昼までに連れ帰ればいいので、諦めた。
 明日は着工したかったが、断線箇所を探すことが先になりそうだ。