ダクト換気扇付け替え準備 隣見農法!

 朝方、変な夢を見た。隣の人が、もう牧草を刈り取りしているのだ。しかも、牧草はよく伸びている。うちでは、芽が出たばかりで、肥料も撒いてない!ッとあわてふためく俺。いつも、何かに追われているような気がしているのは、仕事が進まない焦りか?

 そんなことを言っていてもしょうがないので、朝牛舎後、ダクト換気扇を付け替えるための準備をした。トタンを切って壁に穴をあけ、ダクトチューブが切れないように処理するのだ。今日は、ここまで!1歩1歩焦らないのだ。
 
 隣見農法というのがある。隣が肥料を撒いたら自分も肥料を撒き、隣が種をまいたら自分も種をまくのだ。今年の春は、雪解けが早かったが、このところ雨が降っていない。俺は、春に牧草肥料を撒くとは知っているが、どんなタイミングで撒いたらいいか、実は知らない。周りの農家を見て、肥料を撒いている様子だったので、俺も撒くことにした。
 機械が古いと、取り付けからして時間がかかる。ユニバーサルジョイントの継ぎ目に、脱走馬マロンがタップリ糞尿をかけておいたようだ。ガッチリ錆びている。何とか伸ばそうと叩いていたら、根元のピンが折れて抜け落ちてしまった。本来、何十万円もする機械を、2万円で買ったのだから、不便なのは我慢するしかないのだ。錆び付いていたジョイントは、誤魔化してくっつけ、作業中に伸縮するようになった。北山採草地に1500kgほど散布した。