うっ産まれてる! 新しい部屋2 ポパイの咳 

yonemiki2008-04-11

 いつものように目を醒ましてモニターを見たら、フクの陰部から袋が垂れ下がっている。
「おっ、産まれそう!」
急いで薬だけ飲んで牛舎に向かう。敷きわらを抱えて助産に行こうとしたら、通路に動くものが・・・。
「うっ産まれてる!ちっ小さい!」
モニターに映っていたのは、後産だったのだ。フクを放して子牛を舐めさせ、俺は人工初乳を作る。予定日より早く生まれているし、とても小さいので、メスだと思ったのだが、玉が着いていた。『福五郎』だ。さすがにベテランのフクは、子牛の体を綺麗に舐めてくれた。
 初乳を飲ませた後、朝牛舎作業をしている間に、福五郎は母乳を吸ってくれた。体もピカピカになるほど綺麗に舐められ、敷きわらを敷いた上にうずくまって寝た。生まれは小さいけど、頑張って大きくするぞ!

 異常に体調が悪くなった。病気が悪化したのかと思うほど辛かった。よく考えたら、朝飯を食べていなかった。体の燃料切れだ。とても正直な体である。エネルギー補給し、溜まっていた糞出しをした。
 昨日に引き続き、新しい部屋をもう一つ作った。真由次郎と秋四郎は、新しい部屋に興奮して走り回っていた。

馬達が、今度は北山採草地に出て行ったので、連れ帰って脱走経路を塞いだ。ブランカは、湿布を続けた甲斐があって、跛行は治った。ヤレヤレ!
 夜牛舎に向かうとき、ポパイが咳き込んでいるのに気がつく。ただの咳だと思ったが、何度も何度も繰り返すので、気になって引き返し、馬着を着せてやった。明日まで咳が続くようなら、獣医さんを呼ぼう。天候の急変があったわけでも、乗馬して無理をさせたわけでもないので、きっと取り越し苦労だと思うのだが・・・。大事な馬なのだ!飼い主に似てハンサムなので、馬喰さんが欲しがって困る。
 夜に、カイトがずぶ濡れになって帰ってきて、右鼻に何か入ったようで、咳き込んでいた。
 写真右は、コゲラ。スズメくらいの大きさの、小さなキツツキだ。コンパクトデジカメでは、これが限界かな?