減量中 薪ストーブ アカリ種付け 受精卵採卵開始 精液購入

 体重が4kgも減っていた。食べているんだけど・・・。早朝覚醒の成果?
 冷え込みが厳しく、家の水道も凍結していた。仕方なく、何年ぶりかで半地下室の薪ストーブに火をつける。
 外は地吹雪である。馬着を来ている馬たちは元気だ。開放馬房には、いつでも入れる。

アカリに種付けするはずだった『福安照』は、伝言違いでボンベの中に無かったので、『北平安』を付けた。こゆきに発情同調のためのPGを注射し、採卵するサトコにはプリッドという器具を取り付けた。
 暖房用にいつもより多めの牛を繋いであったので、糞もいつもより多めであった。それでも、水道凍結は甚だしく、なんのための水抜き栓かわからない。水が出るまでに1時間かかり、湯沸かし器のところまでは水が来なかった。子牛にぬるま湯をあげるのは諦め、水をやる。大子牛の桶までは、バケツで何往復も運んだ。
 ミルクは、電気ポットを使った。

 寒い日にも、救いはある。糞尿が凍っているので、一輪車に山積みしやすいのだ。雪もサラサラなので、力で押し切ることができる。

 精液屋さんから電話があった。サトコの採卵に使う、高価な精液『安福久』のストローを持ってきてくれたのだ。採卵では普通2本のストローを使うのだが、1本しか買えなかった。精液は、いつもニコニコ現金払いなのだそうだ。クミカンから現金を降ろし、そのまま精液と交換でお支払いする。
 
 半日焚き続けた薪ストーブのおかげで、夜8時頃ようやく水道が開通し、無事シャワーを浴びることができた。