トタン貼り 発酵床その後

 こんな日にやらなくても良いのだが、いつかはやらなければならないので、家庭用中古トタンをあばらD型に貼り足した。トタン1枚が大きいので、一人で持ち上げて、所定の位置に差し込み固定するのは、えらい苦労した。
 
 子上がり式発酵床だが、それなりに機能している。それなりとは、切り草の量が足りないので、ちょっと薄くなっていることと、米糠が少ないので発酵温度が下がってきたところに問題があるということだ。
 切り草は切れはいいのだが、あまりやる気がない。米糠は注文しているが、当分来そうにない。枠から凹んだ発酵床を、撹拌することで再生させる。下痢便が落ちていたり、小水も染み込んでいるのに、嫌な臭いが無く、冷たい寝床でないのは、成功していると見なしていいのでは無かろうか?
 発酵床以外の部分は、ほぼ毎日糞出しする事になるが、あまり神経質にならなくてもいいのは、俺向きかもしれない。
 
 出荷牛2頭のブラッシングの際、薄めたリンスをかけてみた。馬用のつや出しを使うと、ピカピカになって汚れも着きにくいのだが、値段が高すぎる。牛の体全体から、リンスのいい匂いが漂ってきた。
 福四郎は、安茂勝×賢深×北国7の8。安茂勝の評価が下がった市場で、どんな審判が下されるだろうか?
 浪三郎は、福栄×平茂勝。こちらは、結構良い値が着くと思うのだが・・・。耳が裂けている。

出産後25日前後のサトコが、2回目の猛烈発情をしていた。これだけ外部兆候が顕著だと、人工授精すれば確実に留まるのだが、受精卵の採卵することを考えて迷っている。平茂勝×安福165の9であるサトコは、血統もさることながら、どんな過酷な環境に置いても太れる高能力牛なのだ。
 『美津照』の精液が1本残っている。『美津照』の産子である里太郎はとても良い牛だった。その『美津照』で受精卵を採卵しようかな〜と思っているが、予定は未定なのだ。