シャッター閉め忘れ 発酵床撹拌の苦痛 

yonemiki2007-12-16

 昨夜は穏やかな星空だったのに、今朝方は冷え込んで風も強くなっていた。牛舎に行ってみたら、入り口のシャッターを閉め忘れていたため、子牛の水桶はすべて凍っており、風邪をひいた子牛もいた。変わりやすい天気なので、油断は禁物なのだ。シャッターを閉めると真っ暗になるので、出来るだけ閉めたくないと思っているから・・・言い訳。
 咳をしている子牛の熱を測り、敷きわらを厚めに敷いて様子を見ることに。

 子牛の風邪防止のために、発酵床という考え方がある。以前やったときは、写真の部屋に2頭だったときにはとても上手くいき、熱源などを使わなくても40度以上の床温度を確保でき、臭いもなかった。その後、4頭に増えてしまったため、アンモニアの分解速度が間に合わず、使用中止になった。
 今回、岩手県で小上がり式発酵床を実践している人がいると聞き、ちょっと真面目に取り組んでみようかと思った。手始めに、古い発酵床を復活させようと、撹拌してみた。木炭粉と米ぬかを混ぜ込んだが、あばらが軋んで力が入らなかった。
 発酵床を復活させるのには、もう少し時間と体力がいりそうだ。敷きわらを厚く敷き、マメに糞出しする体力と、発酵床の撹拌をする体力とで、どちらが楽で、子牛のためになるだろうか?