レーキ ロール 運搬チョビット

 早くに目覚めるが、体が動かない。娘が目覚める前に出かけたかったのだが、目覚まし時計が鳴ってしまった。結局、昨夜の残りご飯を温め、娘に食べさせ、おむつ交換、妻が身支度する間の抱っこなど、自分勝手なのだがじれったい時間を過ごす。
 
 朝牛舎をいい加減にすませて、レーキをかけに行く。昨日パンクに気がついて修理しようとしたのだが、止め方が特殊で我が家の工具ではホイルを外すことも出来なかった。空気を満タンに入れておけば、空気漏れするまでに2時間ぐらいかかることがわかったので、空気入れを持って出かける。
 牧草は、完全に乾ききっており、とても軽かった。デコボコが多く、ギヤが空回りするところもあったが、おおむね順調にレーキすることが出来た。
 飯に帰り、結局整備することが出来なかったロールベーラーをトラクターに取り付けて出かける。牧草が乾燥していると、ロールベーラーのトラブルも少ないものだ。夕方、ちょっと小雨が降り始めたが、56個のロールを完成させることが出来た。
 終わりかけの時間に、娘が保育所から帰ってきた。俺を待たずに飯を食うように妻に伝え、作業続行。
 
 娘の食事は終わっていたのだが、俺が帰ってきたら急に食欲を増して、さらに食べていた。食後に、暗闇のなか牧草ロールの回収に行った。トレーラーの修理はバッチリで、11ロールを余裕で積載することが出来た。
 遠くの丘で、友人が作業しているのが見え、心強かった。やるときはやらなければならないのだ!
 
 最近管理がおろそかになっていたので、夜牛舎は丁寧にやった。終わったときには12時を回っており、夏の大三角形が天頂にかかろうとしていた。