マユコ種付け 牛舎大掃除 新放牧地へ 風疹予防接種

 娘を保育所に送った後、大急ぎで牛舎に行く。昨日診てもらったマユコの卵巣に小さな卵胞があり、今日あたり大きくなるのではないかという予想から、受精師さんが来ることになっていたのだ。外部兆候としては、陰部から粘液が出ている程度で、全然騒がしくないのだが、いい卵胞が出来ているという。『安茂勝』を付けてもらう。これから騒がしくなるようなら、明日も呼ぶことになる。
 
 ゴミだらけの牛舎を片付けた。工具が牧草に埋まって、探すのに苦労することが多いからだ。数日はかかると思う。糞出しもやった。娘が帰ってきてから、なかなか糞出しをする時間が取れなかったので、保育所に感謝!とりあえず積んであった牛糞からは、発酵して湯気が上がっていた。
 
 堆肥舎にいる妊娠牛達が、とても痩せていた。ボディーコンディション2くらいの牛もいて、驚いた。我が家最強のモトツボは、いつも牧草ロールを独占できるのだが、放牧地の草がないとたちまち痩せる。サトコなどは、根気よく新芽をついばむので、逆に太ってしまう。
 断線しかかっているところを補修し、我が家人気No.1のモモカを呼んで群を誘導し、妊娠牛専用放牧地に放してやった。丘の天辺には牧草ロールを置いてやる。丘の下に置くとドロドロの悲惨な状態になるが、ちょっと手間でも天辺に置くと、地面は乾き、牛糞は肥料として草地に流れていくのだ。

3時から、娘の風疹予防接種のため、子育支援センターに行った。待合室は、ちょっと大きな子供たちが、所狭しと走り回っており、慎重な娘は俺の側を離れなかった。不安な気持ちを、俺の体の一部を触っていることで抑えているのが可愛かった。注射をされる直前、腕まくりされたときに10秒くらい泣いたが、注射が終わって抱きかかえるとすぐに泣きやみ、車のところに連れ帰ると、ゴロウやカイトに指差しごっこをして遊んでいた。
 
 夜ご飯にうどんを食べさせたのだが、手づかみでも良いから自分で食べさせるように挑戦してくださいと言われていたので、今日は口に運んでやるのをあえてしなかった。娘は、口を開けて待っていたり、お椀にかぶりつこうとしたが、そのうち麺を手でつかんでツルリンと食べ始めることを覚えた。ワカメを上手に選り分け、投げ捨てていた。
 1歳の赤ん坊だが、その知性の高さには驚かされる(ダダの親バカ?)。一度教えると、すぐに覚えて繰り返しやれるようになる。服を着せるとき、右手を通すと体をひねって左手も入れると言うことを理解している。
 
 マユコは、夕方から夜中にかけて発情行動をしていたので、明日もう一度種付けだな!