剪定 暗闇に気配あり! 北桧山の説明会

ポパイとカイト

 一昨日の説明会に対する投稿があり、起きてからもしばらくその処理に追われた。
 訂正なのだが、俺が町長に質問した「医療費適正化モデル事業」については、医療費の高い市町村を対象としているという町側の説明が正しかった。ただ、檜山で選ばれた江差町は、事業の趣旨をよく理解していなかったため、計画書に問題があり、大幅に選定が遅れたそうだ。
 
 選定といえば、リンゴと梅の木の剪定をちょっとだけやった。うっそうと茂った状態になっており、リンゴはサクランボのような大きさの実が、数年おきに成るだけだ。枝を落とすと、ゴロウが邪魔にならないところまで引っぱっていってくれるのだ!
 剪定すれば実が成りそうな木がまだまだあり、ボチボチやってみようと思っている。
 
 玄関橋(写真左端)を、改修補強工事をしようと思って、のこぎりを買いに出た。財布を忘れていた。これも明日以降!
 畑を見て回る。イチゴの苗は、ポパイとビクターに食べ尽くされており、植え替えできそうな状況ではなかった。昨年植えたっきりのブルーベリーは、かろうじて生きているので、今年は根元に牧草マルチをしたり、除草などに励めば、結構いい畑になるかも知れない。まずは、畑のデコボコを均さないと、作業しづらくていけない!
 
 ポパイとビクターの脱走経路を遮断する作業をやっていたので、すっかり暗くなってしまった。全然腹が空かないのだが、何となくつまんで遅めの牛舎に行く。真っ暗な牛舎中に、牛とは違う異様な雰囲気を感じた。ゴロウやカイトが吠えないし、危険なものではない。近づいてみると、
ブィ!
とローズが出迎えてくれた。そういえば、朝牛舎の時に、脱走準備完了しているのを発見して、修理するための材料も用意してあったのだ。忘れていた。
 ちょうど米ぬかを10袋買ったばかりだし、牛のエサも山積みしてあったのだが、サイレージを美味そうに(⌒¬⌒*)食べていた。一応子牛のエサ置き場にも行ったようで、運古が落ちていた。補修する間、子牛の食べこぼしたエサを掃除してもらった。ローズは頭がよく、エサで釣らなくても、呼べば着いてくるのだ!
 
 北桧山区の説明会
<報告>

町長はこの基本方針を毅然とした態度で実行してもらいたい。町議選があるが、(医療問題を)その争点にしてもらいたくない。
 
北檜山国保に3億4億のお金があったそうだが、どうしたのか?

回答:合併時に大成に2億5千万貸した。合併するのに負債を減らす必要があり、そうした。
 
再質問:残りの1億でエレベータを付けることは是非やってもらいたい。せっかく国保が貯めたお金なので、それでエレベータを付けてもいいはずだ。

回答:救急の処置やリハビリを2階でしているので、設置するつもり。予算に上げなかったのは、耐震診断の調査をするから。
 
(現在、病院の累積赤字は無いが、18年度から発生する予定)
 
介護老人保健施設を早急にと書いてあるが、早急とは?

回答:19年度には検討をはじめる。
 
村上先生がテレビに出ていると怒りを覚える。また、確定していた医師が来なくなったそうで、それについて町長として毅然とした態度で対応してほしい。

回答:掲示板は匿名なのでなかなかできない。

 医師については「赴任するのを楽しみにしている」と書かれた年賀状が来て、その後掲示板を見たことによって取りやめた、と説明。
 
医師の数について

回答:全町で12人。これは札幌・函館並みで、こんなに恵まれた僻地はない。
 
病気したら、みんな八雲総合病院に行く。地元で何とかならないのか?

回答:医療機関を選べるなんて、幸せである。
 <以上報告終わり>
 
①に関して・・医療問題が、合併後の町を最悪の状態にしたのだし、失敗すると町民の健康と、町の財政健全化の両方を損なうので、避けては通れない問題だと、俺は思う。

②に関して・・区間闘争にしたくないので、コメントを控えたいが、毎年2億円の赤字を計上する事が見込まれる北桧山国保は、貯金があると言えないので、慎重になって欲しい。

④に関して・・北桧山区からも多くの患者が瀬棚診療所を受診していた。
 この発言は、辞職問題の時に町長後援会や町長派の笠原氏が熱心に『村上人格否定』をして回った成果では無かろうか?
この公告映像を見て、そんな感情になる人がいたら会ってみたい。

⑤に関して・・数あわせだけで、質の議論がされていない。しかも、医師12人中9人は北桧山にいるのに、⑥で出てくるように、北桧山区民は区内の病院をあまり利用していない。

⑥に関して・・毎年2億円の赤字が予想される中、町立病院の利用率を上げる工夫をしなければ、経営はさらに悪化し、存続不能になりかねない。広報に医療のページを作って、住民と医療機関の距離を近くし、
「この症状なら○○先生に診てもらおう。」
と思えるような宣伝をする必要があるのではないか?
 
 区間の溝は、医療問題が起きたときの町長の戦略による部分がかなり大きく、かなり長く尾を引きそうな気がする。