早起き・・・ 八雲へ 雌牛は、子牛を生む機械ではない

 昨夜遅くまで、入力チェックをしていたのだが、今朝は八雲の病院に行くため、早起きしなければならない日だった。眠くって仕方ないのだが、必死に起きて最後の納豆カレーを食べる。
 こんな日に限って、馬のエサが無くなって、ポパイが普通に畑の雑草や、家の周りのクマザサを食べていた。そのうちに、馬の放し飼いは止めてくださいと、広報で言われるのだろうか?
 ギリギリで牛舎作業を済ませ、馬に牧草ロールをやってから、犬達と共に出発!昨夜の雪で、路面はハンドルを取られやすいシャーベットになっており、途中で3台の車が事故っていた。燃料切れギリギリで病院に到着。
 
 用事を済ませた後、ラーメンを食ってダイエーに寄ったけど何も買えずに家路についたのだが、犬達のおかげで数人に声をかけられた。飼い主に似て、利発そうに見えるらしい(自己評価)。子どもを抱っこして、触らせている人もいた。
 最近滅多に人に会わないので、嬉しかったが、ちょっと疲れた。
 
 友人に会い、世間話をした。ベビーラッシュが終わり、ホッとしているのだが、40日くらい前に2日間で4頭に種付けした話しをしたら
「何で、もっとばらして種付けしないんですか?全部着いたら大変じゃないですか!」
と言われた。
 考えたことも無かった。子牛を生んでくれた後は、体力回復を願ってエサの調整などに気をつけ、良い発情が来たら種を着けることしか考えていない。空胎期間が長いと、太って種が着きにくくなるし、連産した方が牛も長生きが出来るのだ。
「人間の都合ではなく、牛に合わせるんです。雌牛は子牛を生む機械ではないんですよ。」
と大笑いになった!テレビを観ない俺でも、大臣のこの言葉くらいは、ネット新聞で読んでいた。
 しかし、発情周期2回も過ぎたのに誰も発情しないということは、4頭とも留まったのかな?ブルブル・・・。
 
 牛のチェックをしてから家に帰ったのだが、ものすごく体調が悪いことに気がつく。昼の薬を飲んでいなかった。飲んで昼寝をした。俺の病気も、まだまだ治らないな〜!