モモコ種付け カズエ妊娠確認・移動 糞出し  

yonemiki2007-01-09

 娘の夜泣きは、昨夜は夜中に一度だけ予兆があったそうだが、素早く抱き上げてヨイヨイをしたので、号泣には至らなかったらしい。しかし、寝かされた後も、体に触れ続け、母親が居ることを認識させ続けたそうだ。寝たと思っても、深い眠りに落ちないので、何時間も横になったまま抱きしめたり、とんとんしたりして過ごすらしい。
 
 モモコが発情していたので、午後から獣医さんを呼んで「安茂勝」を種付けしてもらった。ついでに、カズエの妊娠鑑定をしてもらい、妊娠していることを確認。そのまま妊娠牛の群に合流させ、1頭分繋ぐスタンチョンが足りなかった問題を解決できた。
 昨日入れてやった敷きワラは、よく食べられていただけでなく、未熟堆肥の中に踏み込まれて良い状態になっていた。堆肥の切り返しをしないでも、春までには良い堆肥が出来そうだ。もう一ロール入れて、カズエが虐められないように気を配る。
 
 積雪のため、糞出しの一輪車を動かすために、雪かきからしなければならなかった。農協で買った丈夫な一輪車なのに、過積載でまた壊れてしまった。
「クソ〜!」
糞だらけの一輪車を洗って、応急修理をした。明日留守にするので、産室に居る3頭の子牛を別の部屋に移動させなければ、ヤスヒメが出産したとき対処できなくて子牛を凍死させてしまう可能性があるからだ。
 
 腹ごしらえをしに一度家に帰り、「最後の晩餐」(オクラ納豆と味噌汁)をいただいた。義母が来てくれたおかげで、俺はかなり休息を取ることが出来、肌がツヤツヤになったそうだ。体も軽くなった。
 明日の飛行機で、妻は治療のために娘、義母と一緒に東京に帰ってしまい、次に娘に会えるのはいつになるかわからない。歯磨きをさせ、最後に遊んでやっていたとき、すくっと立ち上がり誇らしげに俺を見下ろしていた。今度会うときは、もう走っているかも知れない。
 
 夜牛舎の続きをやる。スズコがいつもより手こずらせると思ったら、発情していた。明日のために、牧草ロールを放牧地に置いてやったり、やることがいっぱいあって、帰ってきたら、娘は既に寝ていた。