いつの間にか、大晦日? 娘、沈静化 

 今年は、雪が異常に少なく、作業的には助かっている。地面が凍っていないため、ぬかるんで妊娠牛達は可哀想だ。堆肥舎を避難所にする計画は、新年に持ち越しだ。年越し用に一番草を置いてやったのだが、ぬかるんでいてなかなか近寄れなかったようだ。
 山羊たちにも牧草の固まりと、雪を入れてやった。雪は喉が渇いた時用なのだが、十分な量を集めるのに苦労した。
 
 娘は、ようやく俺を見てくれるようになり、時々笑ってくれるようになった。抱っこしても、エビぞりしなくなってきたが、妻がトイレにはいると不安そうな顔をして、時間がかかると泣き出すのは相変わらずだ。
 
 夜になったら、再び夜泣きが始まり、俺では手に負えなかった。娘がこんなに手こずらせるのは、生まれて初めてのことだ。妻がいなくなっていた間は、あれほど聞き分けが良かったのだが、実は相当我慢していたようだ。落ち着いている時でも、妻の声がするとそっちに行こうとして大騒ぎになる。
 いつまでつづくのだろうか?