台風 和牛飼育講習会 掲示板復帰

 台風13号は、風は強いが、雨の方は大したこと無かったようだ。時々、家のまわりの木が、吹き倒されそうな風が吹き、断続的にスコールのような雨が降る。
 幸い、牛舎内に被害は無く、子牛たちは元気だった。
 
 午後から和牛飼育講習会があった。血統的な話から、子牛の下痢防止策など、いろいろ話を聞けた。久しぶりに、和牛改良組合の方々と顔を合わせた。最近は、市場に行くことができず、和牛の味も忘れてしまった!
 
 久しぶりに、掲示板に書き込みをしてみた。
 伊関先生との懇談会で、「社会的入院」という言葉が出た。
 「医療の必要度が低い老人が、家族の事情やご本人の事情で家庭に帰れず、行き場がないのでしかたなく入院しているケース」が多いそうだ。

 診療報酬が改定され、現在「社会的入院」をしている方をそのまま「病院」に入院させておくと、病院は非常に低い診療報酬しかもらえないので、病院の経営が困難になるという。
 しかし、行き場の無いような状態のご老人などを、そのままただ放り出すことはできないから、受け入れ先として、「福祉施設」などがどうしても必要になる。
 これからさらに高齢化が進むと、福祉施設だけでは、また行き場のない方がでてきてしまう。それで、「在宅介護」を、介護する側、される側、両方をサポートするシステム作りを急がなければならない。

 きっとだれもが、年取っても元気で、できるだけ自分の力で生きていきたいと思っているはずだ。
 それをサポートする施設として「老健施設」(リハビリのプロである作業療法士理学療法士をそろえ、社会生活への復帰を促進するための施設)がこれまた大変重要になる。

 ロイヤルでは7人のリハビリ療法師(おそらく理学療法師・作業療法師)を雇ったらしいと、町長からお聞きしました。ロイヤルが、老健に乗り出してくれるなら、せたな町としては歓迎するという話だが、実際に町からなんらかの支援をするというような、直接の話し合いは、持たれていないそうだ。
 町民が、安心して老後をおくれるよう、是非よく話し合いをして欲しいと思う。

 財政難だからこそ、いち早く「医療と福祉の住み分け」を行い、老人の利用度、入院割合が高い北桧山国保や、大成国保などの経営を圧迫する「社会的入院」を続けないような方策をできるだけ早く実行する必要がある。
 このままの状態では、間もなく、毎年数億円の赤字を生み出す状態に陥る恐れがある。そうなってから慌てても、遅いという話でしだった。
「『財政難だから何もしない。』という選択肢が、最も悪い結果を招く」
という、公立病院経営の全国的権威「伊関先生」の意見を、重く受け止めなければならないと思うが、みんなはどう思いますか?
 わからないことがあったら、掲示板に是非質問してください。