ひたすらテッター 雷鳴 掲示板の解説をしようかと・・・

 朝から快晴!昨夜のうちに広げてあったラップサイレージを反転させて、子牛にミルクと牧草、水だけやって、まず、我が家の中山、前山のテッターに行った。散布してあった堆肥の大きな固まりが砕け散っていた。楽な作業だが、広いので時間がかかる。
 牛にえさをやり、自分も飯を食って、先日掃除刈りしたところのテッターに行く。既にレーキしてあった牧草は、下の方から腐り始めていた。敷きわら用なので、よく乾燥してさえいればいい。2回テッターをかける。
 家に帰り、そのまままた、2番草のテッターをかけた。急斜面の長時間作業は、なかなか疲れる。
 
 晩飯後、愚図っていた娘と二人で夜牛舎だ。乳母車に乗せると、ピタッと泣きやむから不思議だ。
 大子牛の糞出しの時、積み過ぎて猫車のフレームを曲げてしまった。
 大きくガッチリ育って欲しいと願って名付けたスズコが、最近スリムなのが心配だ。
 星空だったが、稲光が見えたので、慌てて干してあったラップサイレージ約300kgを、牛舎にしまった。
 家に帰って、ブログを書こうと思ったのだが、雷鳴が轟きだしたので、家電のコンセントを全部抜いてしまった。実は、これが大失敗を招いてしまった。
 
 最近の「せたなの僻地医療を考える掲示板」が専門的な言葉が連発して、一般の人に判りにくいのではないかと、少々心配している。
 「せたな町の財政非常事態宣言」「夕張市が再建団体に転落」「夕張市立病院の再建計画」などについての投稿が出てきたことにより、専門家の意見や分析を元にした投稿も、必要になっているのだ。
 日本中のいろいろな方から、有益な意見やアドバイスを聞けることは、難しい話もあるが、せたなにとって、よいことだと思う。
 地元の人が、不安に思うことや、自分の町の医療をこうしたいということなどを書き込めるように、作った掲示板でもあるので、難しいかなと思うところは、俺なりに、おおざっぱに解説してみますが、俺も特に頭が良いわけではないので、間違っていたらご指摘ください。
 
 せたな町の公債比率21%とは、一般会計に対する、町の借金返済額の比率だ。
 18%未満に抑えるよう、道が指導しており、18%を超えると、道の監視下におかれ(町だけの判断で新たな借金ができなくなる)、7年間で財政が健全化するよう再建計画を作らねばならない。
 せたな町は、今そう言う状況だ。
 家庭におきかえて考えてみよう。
 よそより、収入が少ない家庭だ。限られた家計の中で、借金も返しながら、日々生活し、さらに家計の健全化も図らねばならない。
 こういう状態の時、子どもの入学祝いに超一流ブランド(ルイビトンとか、よく知らないけど)のランドセルを買うだろうか?前からの計画だから、変更できないと言って、買ってしまったら、日々の食費がなくなってしまう。
 北檜山小学校の建て替えは必要だった。できた建物を見ると、とてもおしゃれで楽しい建物だ。子どもの夢を育むにはこのぐらいしてやりたいという気持ちは、俺も持っている。でも、これをもう少し簡素な作りにすることで、数千万円から数億円うき、町長の公約のひとつであるゼロ歳児保育ができたのではなかろうか?有利な過疎債を使ったのに、実質の返済額だけで7〜8億円だそうだ。
 できたものをとやかく言っても仕方がない。
 だが、計画の段階で、無理がないかどうか、本当に必要なのはどこまでかを、今後はしっかり見通しを持って、考えてほしい。限られた財源を少しでも有効に使うために。 
 
 夕張についてだが、明日の日記に書きます。